コメディカル もうふっこ

従事している医療・福祉相談に関する事やジョギング、ゲーム等の趣味、関心事を好き勝手に書いているブログです

 白い粉~食品についてくるあれ~

 白い粉~食品についてくるあれ~

 仕事のストレスとアンチエイジングの為に、ジョギング・ランニングや趣味活動をゆるく楽しんでいる、コメディカル もうふっこです。今日、職場で昼休み、切手を購入する為に外出時、ふと、中庭を見ると、用務員の方が何やら小さな袋を次々破いて、白いものをばら撒いていました。何やっているのだろうと、少し近づいたら、「お姉ちゃん汚れるよ!」と・・・お姉ちゃんて私、もう40後半なんですけどね(笑)。(少し嬉しかったです)。どうやら、ごみの回収時に、お菓子に入っている乾燥剤の中でも石灰は水に濡れると火災につながる恐れがあるから、別にして、まとめて、花壇に撒いているとの事。「土が良くなるんだよ~」と。なるほど。勉強になります。あとは、シリカゲルは、生石灰系とは別物で、靴の消臭や湿気取りに下駄箱に使っているとの事。勉強になりました。ありがとう。用務員のおじさん!という事があり、今日は乾燥剤の話題にしようと思いました。

 

 みなさんは、お菓子などの食品に入っている乾燥剤は、どの様にされていますか。私は、普通のゴミと一緒に廃棄していました。確かに乾燥材の表面には、「濡らすな!危険!」と書かれている為、濡れている物とは何となく一緒にしない様にしていました。調べてみると、生石灰は水に触れると化学反応を起こし非常に高温になる事は何となく知ってはいましたが、その時、周囲に可燃物があると乾燥剤の発熱により発火し、火災につながる恐れがある様です。事例で炊飯中の蒸気が乾燥剤にかかり発熱し、周囲の可燃物が発火した事件もあったそうです。取り扱いには注意ですね。

 

 ただ、乾燥剤も調べてみると、色々使い道がありそうでした。

そもそも乾燥剤は、先程の生石灰の他、シリカゲル、脱酸素剤がありますね。

Shufoo!のサイトによりますと、

シリカゲルとは、ケイ酸ゲルからできた乾燥剤。透明や青色をした粒状で、包装内の湿気を吸収して乾燥させます。湿気を吸収するにつれて粒の色が白やピンクに変わるため、まだ使えるかどうかの目安になります。水分を吸収するはたらきに優れてるのが特徴です。毒性もなく無臭なので、お菓子などの食品や薬品の多くに利用されています。

②石灰乾燥剤

石灰乾燥剤は酸化カルシウム生石灰)を原料とする乾燥剤です。湿気を吸収する力が強くて安価ですが、水に濡れると化学反応によって発熱するため注意しましょう。一度水分を含むと消石灰になり、乾燥剤としては再利用できません。

  • 脱酸素剤

脱酸素剤は使い捨てカイロにも使われる鉄の粉を主原料としたもので、包装内の酸素を吸収して内容物の劣化を防ぎます。科学的に反応するため、酸素を吸収した後は再利用できません。ただし脱酸素剤が入っていた食品の賞味期限までは使用可能なので、別の食品などの乾燥剤として再利用できます。その記事の中でも、気になったのが、

シリカゲルは、粉類や調味料の除湿・靴の除湿・衣類の除湿に良いとの事。湿気をよく吸うのでしょうね。用務員の方が言っていたのは、この靴の除湿か・・・

生石灰乾燥剤は、石灰成分は土壌をアルカリ性にする効果があり、石灰乾燥剤は肥料として活用可能です。石灰乾燥剤の中身を土にまいてよく混ぜ合わせると、ゆっくりと土の水分と反応していきます。ただし、石灰乾燥剤は水に濡れると発熱する可能性があり、火傷の恐れがあるので注意してください作業する際は軍手をはめて、手に直接石灰が付かないようにしましょうとの事。・・・これですよ、用務員の方が踊る様にばら撒いていたのは。

 

 みなさんも、乾燥剤を危険のない様に、再利用してみてはいかがでしょうか?再利用されている方も多いと思いますが、靴の除湿は良さそうですね。生石灰系は、火傷や火災の危険性があるので、取り扱いに十分注意ですね。今度から、安全な場所に保管して、庭にばら撒いても良いかなと思っています。用務員のおじさん、ありがとう!

 

今後もジョギング・ランニングや趣味活動、そして気になった事等を話題にしていきたいと思います。本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。コメディカル もうふっこでした。